ごみ屋敷になる前に | まごころ遺品整理
まごころ遺品整理です。
久しぶりの更新です。ありがとうございます。
最近、ごみ屋敷の問題、トラブルをよくテレビのバラエティでみかけます。
今回は、遺品整理の前、生前の問題をお話します。
そもそも、ゴミが本当にゴミなのか、財産なのかは、相対的な問題ですので、その線引きは難しいです。
そうした理由から、公権力(行政)が強制的にゴミを撤去す る仕組みというのは、なかなか難しいものです。
また、仮に行政が強制的にゴミを撤去できるとして、どうして税金で、他人の家の掃除をしなければならないの かという疑問が生じる可能性があります。
この辺りのバランスをどう考えるかはなかなか難しい問題ですよね。
例えば、大阪市では、このような事態に対して、2013年に条例を制定するためのパブリック・コメント(意見公募)を行いました。
本来は、ゴミ屋敷対策法を国会で 定めてもらえると動きやすいのですが、法律の不備があるからといって地域行政が、ゴミ屋敷問題を放置しておくわけにはいきません。そういう意味で、大阪市 のゴミ屋敷に対する条例制定の動きは、おそまきながらよい動きと言えるのではないでしょうか。維新の党、橋下市政の財産です。
テレビ、マスコミは、ただ大騒ぎするだけではなく、国政を動かすような建設的な報道をして欲しいものですね。
2015年7月2日 │ ブログ